南向きの庭にはアナベルがおすすめ!手がかからず、育てやすい花ならアナベル

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アナベルは庭におすすめ

我が家には南向きの日当たりのいい庭があります。家を建てる当初から、庭には花や植物を植えて楽しみたいと思っていたので、家を建ててから何を植えようかあれこれ調べていました。そしていくつか植えた中の一つが、今回取り上げるアナベルです。ガーデニングど素人の僕がアナベルの小さな株を購入して、地植えしてから3年。

今では子供の顔ほどの大きくて綺麗な花をつけるくらいに成長してくれました。アナベルを植えて心底正解だったと思っています!アナベルをおすすめする理由と、その魅力を紹介したいと思います。

アナベルってどんは花?

本題に入る前にそもそもアナベルはどんな花なのか、簡単に説明します。

アナベルはアジサイの仲間で、6月から7月にかけて半球状にこんもりとした白い清楚な雰囲気の花を咲かせます。一般的なアジサイは、土壌が酸性かアルカリ性かによって花の色がかわりますが、アナベルはどんな場所でも白く咲きます。

白くて清楚な雰囲気のアナベル

白くて清楚な雰囲気のアナベル

 

暑さ寒さに強く、日本全国どこでも育てることができます。とても丈夫なので、アナベルはガーデニング初心者でも手を出しやすい花です。

アナベルはオシャレな庭の定番植物

では、ここからが本題。アナベルがおすすめの理由を挙げていきたいと思います。

まず第一の理由は、何と言ってもアナベルの見栄えの良さです!アナベルがあるだけで、庭のオシャレ度というか、センスが上がる気がするんですよね笑。実際、アナベルは花や植物にこだわってるオシャレなカフェなんかにもよく植えられているので、オシャレな庭にするための植物としては定番植物です。

アナベルは咲き始めは花の色がグリーンですが、次第に白い花に変わっていきます。そして、また秋に近づくにつれてまたグリーンに、最終的には茶色くに変化していきます。グリーンのアナベルもとても綺麗ですし、意外と茶色くなったアナベルもレトロな雰囲気になり素敵なんです。長い時間花を楽しめるのも大きな魅力だと思います。

咲き始めのグリーンと白くなったアナベル

咲き始めのグリーンの花と白くなった花が混ざっている状態

 

手がかからないので、初心者でも育てやすい

花や植物を育てるなかで、誰しもが必ず一度は枯らしてしまった経験があると思います。そう、生き物はちゃんと面倒を見て挙げなきゃ枯れちゃうんです。でも、できるだけ手をかけたくないのが本音ですよね。そんなわがままに答えてくれるのがアナベルです。

どんな点が育てやすいのか、具体的にいくつか挙げていきたいと思います。

アナベルは毎年花が咲く『宿根草』

宿根草(しゅっこんそう)。あまり聞き慣れない言葉ですよね。どういう植物かと言うと、一回植えてしまえばその後は毎年同じ株が花を咲かせるようなものを指します。宿根草は多年草の一種で、多年草の逆が一年草です。一年草は種をまいて花を咲かせますが、花を咲かせた株はその年で枯れておしまい、という感じの植物です。

アナベルは宿根草なので、一度植えてしまえば後は最低限のメンテナンスさえしてあげれば、毎年きれいな花を咲かせてくれます。苗を植えたり、種をまいたりする必要がないので手がかかりません!毎年花の苗を買ってきて植えて楽しむのも良いですが、そこまではちょっとなっていうような人に最適です。

それに、毎年ちょっとずつ株が大きくなっていくので、成長具合も楽しめちゃいます。我が家のアナベルも植えた当初は花が3輪くらいでしたが、年を追うごとに株が大きくなり、今ではたくさんの花をつけるようになりました。

アナベルは大きく成長

ピントがあっていませんが、子供の奥に見えるのが植えた年のまだ小さかったアナベル

アナベルに限らず、宿根草を使った庭造りは手間がかからず、徐々に庭が育っていく感じで楽しいのでおすすめです。僕はこの本を参考に色々と庭のプランを考えました。

アナベルは日差しに強い

我が家の庭はほぼ真南に向いていて、庭の前は何も遮るものがないので、とても日当たりが良いです。日当たりが良いと言えば聞こえは良いですが、真夏なんかは灼熱地獄です。植物や花を育てる上でに日当たりが良いのは重要ですが、日差しが強すぎると弱ってしまったりします。そんな過酷な環境の中でも我が家のアナベルはすくすく育っています。日当たりが良すぎるくらいの庭をお持ちで、夏に花や植物を枯らせてしまったなんて経験のある方にはおすすめです。

日差しが強い場所でも綺麗に咲く

アナベルは日差しが強すぎる場所でも元気に綺麗に咲いてくれる

アナベルは剪定が簡単

宿根草のような年々成長していく植物は、どこかで枝を切ったりするなど剪定が必要になってきます。剪定をすることで、株の高さや大きさを調整したり、花がよくつくようになるのですが、アナベルはこの剪定が簡単なんです。

アナベルはアジサイの仲間ですが、一般的なアジサイと花芽がつくタイミングに違いがあります。その影響で、一般的なアジサイを剪定する際には注意しないと、翌年花が咲かないということが起こります。一般的なアジサイの剪定の詳細はちょっとややこしく、間違ったことを書いてしまうと嫌なので、ここでは割愛します。一方のアナベルの剪定はというと、いたってシンプル。新芽が伸びる3月ごろまでに剪定すればOK!これなら初心者でも安心ですよね。アナベルはとってもメンテナンスが楽な花なんです。

以上、いくつかアナベルが育てやすい理由を挙げてみました。環境に強く、最低限のメンテナンスで、毎年綺麗な花を咲かせてくれるアナベルはガーデニング初心者に最適だと思います。

部屋に飾って楽しめる

アナベルは庭を彩ってくれるだけじゃありません。切り花にしたり、ドライフラワーにして部屋に飾って楽しむこともできちゃいます。

我が家では、少し小ぶりな花は切り花にして楽しんでいます。アナベルはとても存在感がある花なので、一輪だけでも十分楽しめます。それにすごい長持ちするのがありがたいところです。何か特別なことをしなくても、普通に2週間くらいは綺麗な状態を保ってくれます。普段はダイニングに飾っているのですが、アナベルがあるだけで食卓が華やかになりますよ。

アナベルをダイニングに

小ぶりサイズでもアナベルは十分な存在感

 

そして大きな花はというとドライフラワーにして楽しんでいます。ドライフラワーというとなんか難しそう思うかもしれませんが、そんなことはありません。アナベルのドライフラーは超簡単です。花を摘むタイミングだけ気をつければいいんです。
先ほど上で書きましたが、アナベルは秋頃になるとまた花が緑色に変化します。このタイミングで花を摘み、あとは直射日光の当たらない、風通しのいい部屋の中で逆さにつるしておくだけ。これでほっとけばドライフラワーの完成です。簡単ですよね!
アナベルはドライフラワーになってもとても存在感があり、部屋のインテリアとして力を発揮してくれること間違いなしです!

アナベルのドライフラワー

秋近くに緑になったアナベルを逆さに吊るしておくだけで、ドライフラワーになる!

まとめ

以上、アナベルをおすすめする理由とその魅力を書きましたが、伝わりましたでしょうか。お庭がないという方はベランダなんかで楽しむのもいいと思います。花は育てたいけど何がいいか迷っている方は、とりあえずいいことづくめのアナベルを選びましょう。

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