パパママ必見!子供の写真を可愛く撮るための7つのコツ

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子供の写真はおしゃれに、可愛く撮りたいのが親心。でも、子供を撮るというのは、大人を撮るより一気に難易度が上がります。子供は思うように動いてくれないし、最高のシャッターシーンは突然にやってきて、そして一瞬で過ぎ去ります笑。なので、子供の最高に可愛い瞬間を写真に収めるのは至難の技です。でも、子供が生まれかれこれ6年間、我が子を撮影し続けてきたことで、その可愛い一瞬を収めるためのコツを紹介したいと思います。

子供の写真を可愛く撮りたいけど、なかなか上手く撮れない、という悩みを持つお父さん、お母さんの参考になればと思います。

コツ1:「はい、チーズ」禁止

可愛い子供の写真を撮るための第一歩はこれです。写真を撮る目的って、一般的には記念撮影的な意味で撮る事が多いと思います。そのためか、写真を撮る時って「はーい。こっち向いて〜!はい、チーズ」という流れが多くなりがちです。もちろんこれはこれで必要な写真だし、ありです。でも子供の可愛い表情って、自然に過ごしている中でのほうが圧倒的に多いんです。それに、写真を撮る際に子供に目線を求めたり、かわいいポーズをとって欲しくても、なかなかこちらの思うように動いてくれないものです。子供の写真をいきいきと可愛く撮るためにはまず前提として、自然体の写真を撮ることに専念して、記念撮影は必要最低限にとどめておきましょう。

子供の写真を可愛く撮るコツ/自然体の姿を撮ろう

子供が普段通り自由に動いている時こそが一番可愛く撮れる瞬間。

子供の写真を可愛く撮るコツ/自然な表情をとる

風船で大はしゃぎで遊んでいるワンシーン

コツ2:シンプルな構図

これは子供の写真に限らず、オシャレで可愛い写真を撮りたいなら背景はできるだけシンプルにするというのが鉄則です。もちろん、背景ガチャガチャでもオシャレ写真はありますが、素人の腕では難しいです。

 

子供の写真を可愛く撮るコツ/余計なものが写らないようにして、シンプルにな写真に

河原での一枚。しゃがむことで、草むらの向こう側に広がる景色を遮り、山、草むら、子供のだけのシンプルな写真に。

子供の写真を可愛く撮るコツ/真上から撮ってシンプルに仕上げる

床をハイハイする子供の真上から。床、おもちゃ、子供のだけのシンプルな構図の写真に。

とは言え、背景がシンプルな写真は慣れるまでは意外と思うようにいかないことも多いかと思います。子供の表情や動き見ながら、背景にも気を使わなきゃいけないので。これはある程度場数を踏むうちにだんだん撮れるようになってくると思います。

でも、どんな場所であれ背景のゴチャゴチャをごまかす方法があります。それは、背景をぼかして撮ることです。家の中で撮影するときなどは、背景がゴチャゴチャしやすいですが、ぼかすことである程度はごまかせるのでオススメです。背景をぼかすにはF値の小さいレンズが必要なので注意してください。

子供の写真を可愛く撮る/背景をぼかして、シンプルに

ごちゃごちゃした家の中でも背景をぼかすことで結構ごまかせる

子供の写真を可愛く撮る/アップで撮る

できるだけ被写体に寄ることで、後ろの背景が入るスペースを減らし、シンプルな構図に

 コツ3:表情アップ

特別意識しないで子供の写真を撮ろうする場合、皆さんは子供とどれくらいの距離感で写真を撮るでしょうか?きっと子供の腰から上が写真に収まるくらいの距離感が多いんじゃないかと思います。いや、全身が入るくらいの距離感の人も結構いるかもしれません。

そこで、いつも通りの距離から、思い切って子供にグッと寄って、子供の表情を大きく撮って見てください。望遠があればズームで寄るのももちろんありです。

顔にグッと寄ることで、顔以外の要素が入るスペースが減り、上で説明したシンプルな写真に仕上がります。シンプルな構図の写真は、被写体が際立つので、いつもの子供の写真よりも印象的で可愛い写真に仕上がるはずです。

子供の写真を可愛く撮る/思いっきり寄って表情を大きく

保育園の夏祭りで。背景はかなり雑多だけど、思いっきりアップで撮ることでシンプルな構図に

子供の写真を可愛く撮る/アップで取れば表情いきいき

顔のアップで、生き生きとした可愛い表情が撮れる

子供の写真を可愛く撮るコツ/横顔をアップで撮る

子供の顔のアップはとにかく可愛いい!

コツ4:手と足

子供の体のパーツに寄って撮るのもオススメです。子供の小さい手や足は、それ自体が可愛いので簡単に可愛い写真仕上がります。顔写真ばかりになりがちな人は、別に難しいテクニックでもないので意識してみてください。後で見返すと、こんなちっちゃい手だったんだな〜なんて感じで、いい思い出にもなりますよ。

子供の写真を可愛く撮るコツ/足を撮る。

カーテンに隠れてるつもりでも、小さい足だけ見えてしまっているよ〜

子供の写真を可愛く撮るコツ/手を撮る

遊具で怖がる弟の手を取り、助けてあげる兄。とても心がほっこりしたワンシーン

子供の写真を可愛く撮るコツ/背中越しの手

飛行機の窓から外をの見ている子供の手にピントを合わせた写真

コツ5:後ろ姿

子供の写真を撮るときは、普通はやっぱり可愛い表情が撮りたいので顔が写るように撮ると思いますが、ぜひ後ろ姿も撮ってみてください。表情が見えないことが、逆に写真を見る人の想像力をかき立ててくれるので、印象的で可愛い写真に仕上がりますよ。

子供の写真を可愛く撮るコツ/背中から撮。

桜が散る中を走る子供の後ろ姿を撮った写真

子供の写真を可愛く撮るコツ/後ろ姿を撮る

海を見ながら佇む子供の後ろ姿を撮影。雰囲気ある写真に。

コツ6:連写を使う

目をつぶってたり、顔の前に何かが写り込んでしまったりという失敗はよくあります。そういうのを防ぐためには連写機能を使うようにしましょう。子供が走り回ってたり、夢中で激しく動き回るっているときには連写じゃないと、これだ!って写真はなかなか撮れません。普段から連写モードにしておくといいと思います。

子供の写真の撮り方。連写モードで一瞬を逃さない。

フリスビーを撮ろうとする瞬間を収めた写真。こういうのは連写モードでないと撮れません。

子供の写真の撮り方。連写モードで落ち葉を投げる瞬間を撮る。

落ち葉を投げる瞬間を連写モードで。

コツ7:子供の目線で

子供の写真を撮る際は、子供の目線の高さに合わせて撮るのが基本です。今まで例に挙げてきた写真はほとんど子供の目線の高さで撮影したものです。時には這いつくばってでも、子供の目線に合わせて撮ってみると、子供の生き生きした可愛い表情が撮れるし、普段とは違う写真になるのでチャレンジして見てください。

子供の写真を可愛く撮るコツ/子供の目線で撮る

寝転がってプラレールが走っているのを楽しんでいるところ

子供の写真を可愛く撮るコツ/低い視点で撮影

カマキリを覗き込んでいるところ。子供目線というより、カマキリ目線か。

おまけ:カメラは常に取り出しやすいところに

我が子を撮っていてほんとによく思うのが、シャッターチャンスは突然やってくるということ。「あー!このシーン撮りたい」ってときに、すぐ手の届くところにないと、そのシャッターチャンスは一瞬で過ぎ去ります。カメラを肌身離さずずっと持っておくのは無理ですが、せめてカメラを家の中で置いておくのは、手の届きやすい場所におくようにしておきましょう。一階のリビングにいる時間が一番長いのに、カメラを二階に置いてたらシャッターチャンスを逃します。

まとめ:結局はとにかくいっぱい撮る

子供の写真に限ったことではないですが、いい写真を撮るには数は絶対的に必要です。僕も子供の写真は周りの人から褒めてもらうことは多いですが、その後ろには膨大なボツ写真があるわけです。所詮素人だし、写真を撮りながらも子供の相手をしたりするため、純粋に写真に集中できるわけでもないので、とにかくたくさん撮ってその中から、うまくいった写真を厳選するしかないのです。でも、そうして数をこなしていけば、「ここのシーンでは前にこう撮ってうまくいったから…」というようにある程度パターン化できてきます。そうすると、徐々に撮る数が少なくても、バシッといい写真が撮れるようになってきます。

パターン化ということでは、以前書いたこちらの記事を参考にしてもらえればと思います。僕がよく使うパターンを紹介しています。

カメラ初心者がすぐに真似できる、写真の撮り方の基本5選

 

それから、いくつか参考になる本も紹介しておきます。

子供が生まれてから訪れるであろう色々なシチュエーションでの写真のコツが書かれているので、実践的で参考になります。

 

公園や運動会、旅行などシーン別に可愛い子供の写真を撮るためのコツが書かれているので、とても勉強になります。

 

一生に一度、その一瞬しかない子供の表情や子供との思い出を綺麗に残すためにも、まずはバシバシ写真を撮っていきましょう!

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