カメラ初心者がすぐに真似できる、写真の撮り方の基本5選

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一眼レフやミラーレスを思い切って買ったのに、撮れる写真が今一単調でつまらない。プロっぽい写真を撮りたいけど、どうも素人くささが残ってしまう。。。僕も初めて一眼レフを買って撮り始めたときは、まさにこんな悩みを持っていました。

今回紹介するのは、世の中に無数にある写真撮影テクニックの中から、初心者でもすぐに真似できて尚且つ、効果の高い5つの基本の撮り方を紹介します!僕もこのテクニックを意識して撮るようになってから、ぐんぐんカメラの腕が上がり、写真のコンテストで賞を撮れるくらいまでに上達しました!あ、賞を取ったのは一回しかないけどね笑!

ではさっそく、以下の5つの撮り方を順番に紹介ていきます。

  1. 絞り優先モードで撮る
  2. 被写体を中心からずらす
  3. 被写体に寄ってとる
  4. しゃがんで撮る
  5. 逆光下で撮る

絞り優先モードで撮る

カメラには絞りというものがあります。この絞りは例えばF2.8というように、Fと数字で表されます。F値なんて呼びます。そして、この絞りの数値が小さいほど背景のボケ具合が強くなります。反対に絞りの数値を大きするほど、背景をくっきり写すことができます。「絞り優先モード」とは、この絞りの数字を自分で決めて撮影するモードのことです。背景をぼかして撮影するだけで、何でもない被写体ものすごく魅力的になるので、これは一眼レフやミラーレスを買ったら絶対に試して見ましょう!でも、一つ注意があります。それは、このF値の範囲はレンズによって決まってしまうということです。いわゆるレンズキットと言われるカメラと標準レンズがセットで売られているレンズは大抵、一番小さくできてF4.5なんて感じです。ボケを楽しみたいならF2.8くらいは欲しいところです。なので、ボケた写真が取りたいなら、レンズキットを買うのではなく、カメラ本体とF値の小さいレンズを買うようにしましょう。

Sigma 30mm F1.4

Sigma 30mm F1.4

被写体をを中心からずらす

写真を撮る時って、つい取りたいものをど真ん中に持ってきてきちゃいますよね。被写体を真ん中に持ってくるのはもちろん間違いじゃないです。でも、どの写真もその撮り方だと単調になってしまいます。それに、被写体を中心からずらして撮る方が効果的な場合もあるんですよね。ちなみに、ずらすと言っても闇雲にずらすのではなく、ずらし方にも型があります。それが「3分割法」という型です。画面を縦横に、3分割する線をひき、縦横の交点に被写体を持ってきます。こんな風に。

左上の交点に子供を持ってきて、右下を広く開けています。

3分割法を意識して、例えば人が歩いている方向や向いている方向を空けるように撮ると、そこに動きがが生まれます。

子供が向く左の方向を開けることで、写真に動きを出しています。

3分割法を意識して撮るだけで、写真がうまく見えちゃうのでオススメです。

被写体に寄って撮る

写真を撮るとき、その場全体が入るような「引きの写真」ばかり撮っていませんか?普段写真をあまり撮らない人が撮った写真を見ると、結構な確率で引きの写真ばっかりだたりします。例えば下の写真。子供がプランターに野菜を植えているところです。これが引きの写真。

どんな場所で、誰と植えているのかがわかるし、他にもたくさんの情報が読み取れるのでこれはこれでオッケーです。次にもっと子供に寄って写真を撮ってみます。

さっきの写真より、まわりの環境はわかりにくくなったけど、その代わり子供の表情から真剣さが伝わってくると思います。被写体によるということは、写真に映り込む要素を減らすということ。そうすると必然的に写ってるものの印象が強まり、全体を写した写真より質感というか、空気感が伝わる写真になります。引きの写真はそれはそれで必要ですが、思い切って寄った写真にもチャレンジしてみましょう!

しゃがんで撮る

なんか、、、この言葉だけみると、他に比べてちょっと次元が低く感じますね。いやでも、侮ることなかれ。これも結構大事です。
当たり前の話しですけど、カメラを構える時って立ってることが多いので、意識しないとほとんど同じ視点からの写真になるわけなので、これも写真が単調になる理由になります。さぁそこで、あえてしゃがんで撮ってみてください。しゃがむだけで、写真の印象は結構変わります。ただしゃがむだけで、こういう変化のある写真が撮れるんです。でも、しゃがんだり立ったりって面倒だから、カメラ初心者は意外とやらなかったりするんですよね。ただ、しゃがんで撮るだけなんて、まさしくすぐに真似できることなので、ぜひやってみてください。

地面すれすれから、波が打ち寄せてくるシーンを撮った写真。

3分割方を意識しながら、超ローアングルから撮った写真。

逆光下で撮る

最後のコツは、ちょっと難易度が上がります。
写真を撮るとき、一般的には逆光って避けられますよね。でも、実は逆光をうまく生かせるといい写真が撮れます。逆光が避けられる理由は被写体が暗くなるからですが、それはカメラが明るい部分をベースにしてカメラのシャッター速度や絞りを調整して写真の明るさを決めてしまうからです。逆光下でうまく撮るには、被写体の明るさをベやしースにして写真のを取ればいいのです。具体的なやり方は色々あります。やりやすいのが、露出をプラス補正して写真のを撮る方法です。逆光下で写真を撮ると柔らかい雰囲気の写真に仕上がるので、ポートレートで人を撮るときにも威力を発揮します。

夕日の逆光下、しゃがんでとるを組み合わせて。

逆光下、3分割法を組み合わせた写真。

まとめ

それぞれの撮り方のさらに詳しい解説はいずれ別の記事で書こうと思いますが、以上が僕自身が実際に実施して活用頻度が高いテクニックです。写真を撮るときにはちょっと意識してみてください。最初は試行錯誤が続くと思いますが、数をこなしてくるとシーンによって上記を組み合わせたりして、イメージ通りの写真を撮ることができるようになりますよ!

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