ゼロキューブはフルオーダーの注文住宅というよりはセミオーダー的な感じの住宅です。なので、基本的に間取りや内装の仕様にはベースとなるものがあって、そこからどこまでカスタマイズしていくか、という流れで家づくりが進んでいきます。
ということで、何回かに分けてゼロキューブのカスタマイズの中で、やって良かったなと思うカスタマイズを紹介していきたいと思います。
まずは、間取り編ということで、間取りのカスタマイズでやって良かったなということについて書きます。
基本、ゼロキューブはベースの間取のままでも問題ない
間取りって考え始めると、切りがないんですよね。。。理想を追い求めてあれこれ考えるわけですが、あっちを立てればこっちが立たずみたいな感じで、なかなかうまくいくきません。
それに、この記事のように家を建てるときの「やって良かった」系の記事と同じくらい「やっておけば良かった」系の記事も多く、そういうのを読んでいると、結局のところどんなに考えても住んでみるとこんなはずじゃなかった、、、てことが出てくるわけです。
だから、すでにベースの間取りが用意されているゼロキューブの場合は、あまり深く考えすぎず、基本的にはベースの間取りでもいいや〜くらいの気持ちでいた方が、個人的にはいいんじゃないかと思います。
まぁ、そんな心持ちでありつつも間取りに関しては二箇所だけ変更しました。１つは玄関の収納スペースを広くしたこと、もう１つは、2階にトイレをつけたことです。
色々しまえる、便利な玄関収納
玄関収納を広くしたことを説明する前に、まずゼロキューブのベースとなる間取りはこんな感じです。
カスタマイズ前の、ゼロキューブの1階間取り
ベースの間取りのままだと1階の収納スペースは、玄関と階段下に収納があるくらいですね。もともとの玄関収納のスペースは大体、幅90cm×奥行き90cmで高さは天井まであるので2mちょっとというところでしょうか。靴をしまうだけなら十分なサイズだと思います。
ただ、僕は靴以外にも色々としまいたかったので、2倍の広さになるように間取りを変更しました。
やり方としては、リビングのトイレの位置をずらしてスペースを作り、奥行きが倍の180cmくらいになった形です。狭めのウォークインクローゼットみたいな感じですね。
間違い探しみたいな微妙な違いですが、トイレの位置がちょっと変わり、収納スペースが広くなっています。
我が家には外の物置が今のところないこともあり、下駄箱兼、物置みたいなスペースになっていて、とにかく色々しまえるのですごく便利です。
特に、玄関掃除する時に使うホウキや、チリトリなどの掃除道具、工具類などなど結構使用頻度が多いいのに物置に追いやられがちなアイテムもしまえるので、使いたいなった時にすぐに使えるのが良いです。わざわざ外の物置に取りに行くのって、面倒くさかったりしますからね〜。
あと、キャンプ道具なんかがある人も玄関収納を広くするのも良いと思います。
結構に悩んだ、2階にトイレは必要？
これは地味に結構悩みました。ゼロキューブの最初の間取りだと、2階にはトイレがないんです。
グリッドで収まり良く、各部屋、収納が配置されています
自分の実家、嫁の実家、友達の家などなど、これまでの人生で2階建の一軒家で2階にトイレがない家に未だ嘗て出会ったことがありませんでした。だから、2階にトイレがあるのが当たり前だと思ってたけど、よくよく考えたらマンションの場合はトイレ1つなわけで、、、そう考えるともしかして2階になくてもいいのか。だからこそ、そもそもゼロキューブのベースの間取りは2階にトイレがないのかも、なんて具合に迷走してしまいました。
それにトイレをつけるとなると、その分部屋は狭くなっちゃうし、ゼロキューブの2階の間取りはトイレが無い方が収まりが良いんですよね。
でも、結局あれこれ悩んだ末に、2階にトイレはつけました。
Room1と2がトイレによって、いびつな形に…。もうちょっといい配置あった気がします。
で、どうだったかというと、ほんとに2階にトイレを作ってよかったです！
2階にトイレがあってよかったと思うこと
１つ目は、シンプルに家族でトイレのタイミングがかぶった時に便利ってことです。これは容易に想像つきますよね。朝とかは特に被ることが多いので、そういう時はやっぱりトイレが2つあってよかったなって思います。トイレのタイミングがかぶったりるのって地味にストレスですからね。
で、もう１つが心底良かったなって思うことです。
それは病気になった時です。特に酷い胃腸炎になったときなんて、2階の寝室から1階に降りてトイレに行くなんて…、絶対に間に合いません！子供が幼稚園とか保育園に行ってると、胃腸炎とかもらってきちゃって、家族全員でダウンすることもあったので、そんな時はほんとに2階にトイレがあってよかったなって思います。胃腸炎なんてそうそうあることではないですが、もし2階にトイレがなかったら…と想像すると、ゾッとします。
それに小さい子供がいると、風邪とかで嘔吐することもちょこちょこあります。そんなときもすぐにトイレに駆け込めるので、被害を最小限に抑えることができます。
まとめ：ゼロキューブの2階にはトイレは必須
最初に「基本、ゼロキューブの間取りはベースままで問題ない」と言いました。そう、あくまでも基本的には問題ないです。
1階の玄関収納を広くしたことは、正直自己満で、別にベースの広さでも問題ないです。ただし、2階にトイレをつけることだけは強くオススメします。いや、絶対つけたほうがいいです。記事のタイトルでは、やって良かったカスタマイズ、なんかにしましたが、結局この記事で言いたいのはこれだけです！
ゼロキューブの間取りを考えるのが面倒になったら、「2階にトイレ」だけはお忘れなく！