ウッドフェンスをDIYで作ってみたいけど、すぐ腐ってしまうんじゃないか、風で倒れてしまったら…。そんな不安を抱えてなかなか一歩を踏み出せない方、結構いんのではないでしょうか。
その不安の一番の原因は、実際にDIYで作ったウッドフェンスが経年変化でどうなるのかが分からない、イメージできない、というのが原因だと思います。そこで、この記事では、ど素人がDIYで作ったウッドフェンスの耐久性を伝えるために、7年経過すると、こんな感じになるよっていうのを見てもらい、それをベースに自分だったらこうしようとか、こんな風になるならやっぱり業者に頼もうとか、そういう判断の助けになればと思います。
人生初めてのDIYでウッドフェンスに挑戦
まず初めにウッドフェンスを作った当時の私のDIYの腕前はというと、、、ど素人レベルです。何せ初めてのDIYだったので。
ウッドフェンスを作った後は、ベンチ作ったり、ウッドデッキ作ったりしたのですが、初DIYのウッドフェンスが一番しんどかったです笑
それでも、ネットや本で色々と情報を集め、見よう見まねで何とか作れました。だから、DIYの経験が浅い人でも、頑張れば作れるので安心してください!
DIYウッドフェンスは7年経つとこんな感じ
では、そんなど素人が作ったウッドフェンスは6年経つとどうなるかがこちら。
もっと近づくと、、
なにせノーメンテナンスなので塗料は結構剥がれてきたりしてますが、とくに腐っていというこはありません。
下の写真は制作途中の写真になります。色合いはかなり変わりましたね。
ちなみに、柱は耐久性とコストのバランスが良いウエスタンレッドシダーを使用し、横板はホームセンターで5枚で1,000円くらいの杉の野地板です。ウエスタンレッドシダーよりも腐りにくい、イペ、イタウバ、ウリン、サイプレスと言ったものもありますがやはり価格的に高かったり、木材が硬く加工しにくいと言われていて、素人には向いてないな、ということでレッドシダーにしています。野地板は、壊れたら張り替えればいいや、ということで、安さ重視で考えました。
塗料も屋外用の水性塗料です。よくこういった屋外の木材塗装としてはキシラデコールという油性塗料が最強なようなのですが、これまた油性ということで素人には扱いにくいそうだなと思い、水性塗料にしています。ちなみに、この時に使った塗料はアサヒペンさんの以下塗料です。
つまり、ウッドフェンスの材料的には特殊なものは使っていません。
ウッドフェンスのある庭は真南に向いていて日当たり、風通し共にとても良いので、腐ったりしないのはこの環境の影響も大きいかもしれませんね。
ただし、いくつか気になるところもあります。
台風の暴風にも耐えたけど…
2019年9月に暴風で日本中に大きな被害をもたらした台風21号。我が家の庭は目の前が道路で風を遮るものがなく、台風の暴風がウッドフェンスをもろに直撃。倒れはしなかったですが、土台から押されてちょっと傾いてしまいました。。。
この台風は生まれて初めて、ほんとうに家が風で飛ばされるんじゃないかという恐怖に襲われたくらいの暴風でした。ちょっと調べてみたところ、我が家の県では瞬間最高風速は30m近くの地点が結構あったので、きっとそれくらいはあったんじゃないかと思ってます。傾きはしましたが、そんな暴風に耐えたということで、私のつくり方でもそれなりの耐久性があることの証明に繋がるのではないかと考えています。
柱の土台にヒビ
もう一つの気になる点は、ウッドフェンスの柱を支える土台(フェンスブロック)にヒビが入ってしまっているものがある点です。
フェンスブロックに柱を立るときに、ブロックの穴と柱の隙間にセメントを流しこんでいるのですが、おそらく最初にそのセメントにヒビ割がはいったのだと思います。そしてそのヒビから水が染み込み、木が水分を吸って内側から膨張したことが原因でしょう。本来セメントとかでヒビ割れを保護すべきなのでしょうが、今のところそのままな放置してます。。。フェンスブロックのなかはすでに腐り始めてるかもしれないですね。ここはセメントで塞ぐなりしないとまずいかな。ヒビが入っているのはこの1本のみで、後は問題ありませんでした。
実証:ノーメンテナンスでも7年もつ
DIYウッドフェンスが、7年経って気になるところをまとめると以下の3点です。
・塗装はかなり剥がれてきている
・柱が1本傾いた
・土台のフェンスブロックにヒビ
作った当初は素人が作ったものなのでせいぜい5年くらいなのかなとか漠然と考えていましたが、7年経過した現時点ではまだまだしっかりしていて、少なくてもあと4、5年はもってくれるんじゃないか期待してます。また、数年後に状況アップします!