ゼロキューブを建てて4年。ゼロキューブのメリット、デメリット

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ゼロキューブの外観

ゼロキューブという家を建てて、もうすぐ4年。今回はこれからゼロキューブを建てたい人に向けて、ゼロキューブの魅力や住んでわかった、メリット、デメリットについて書こうと思います。家は3度建てないと満足いかないなんてよくいいますが、この記事が少しでも参考になればと思います。

ゼロキューブとは?

まず、ゼロキューブを知らない人のために簡単に説明するとゼロキューブは大分に本社を置く、ベツダイが開発した企画の家で、全国にある指定の工務店や建築会社でゼロキューブを建てることができます。2010年にはグッドデザイン賞を受賞していて、シンプルでモダンな家です。最近は、フリークスストアや、イデー、カリフォルニア工務店などのブランドとコラボした家もあったりします。ゼロキューブは間取タイプが数種類用意されていて、その中から選ぶことができ、1番シンプルなものだと建物本体の価格が1000万円というローコスト住宅でもあります。ここからはまずはゼロキューブのメリットをいくつかあげて、そのあと、ゼロキューブのデメリットを書きたいと思います。

ゼロキューブはデザインと価格のバランスが良い

僕がゼロキューブを建てた最大の理由は、デザインと価格のバランスがよかったためです。僕が家を建てたのは静岡県内なのですが、当初から土地+建物で2,000万円台前半に抑えたいと思っていました。首都圏に住んでいる人からすると、何寝ぼけこと言ってんだってくらいのコスト感覚ですよね笑。でも、静岡県内ならいけるんです。とは言っても普通なら、この金額感だと建売という選択肢になります。でもどうも建売の家はデザイン的に好きになれなかったので、なんとかして安く気にいるデザインの家を建てたいと考えていました。そこで、無印良品が好きと言うこともあり、無印の家も検討しました。建物の価格はマックスで1500万円で考えていたのですが、無印良品の施工事例を見ると最低でも1,500万円は欲しいなという印象でした…。で、雑誌広告で既にゼロキューブはちょっと良いなと思っていたので、詳しく調べてみると1,000万円の基本プランそのままでもなかなか満足できそうな内容だったので、そこからある程度いじっても1,500万円以内には抑えらそうだなというイメージが湧きました。そして改めてデザインもみるとシンプルでやっぱりいいなと。ゼロキューブは、建売くらいのコストなのに、デザインがとても良く、僕にとっては理想はの家と言う結論になりました。

 

ゼロキューブば4人家族にちょうど良い

うちは1番ベーシックなゼロキューブなので、間取りは3LDKです。家族構成は僕と妻、子供2人の4人家族なので、1階は家族が集まるLDK、2階に主寝室、子供部屋が2部屋という感じです。お世辞にも広いとは言えませんが、普通に4人家族が住む上では十分です。実は最初はオプションのプラスボックス(+200万円)にしてなんて考えたりしました。もう一部屋があったら友達が遊びにきた時の客室にできたりと便利だろうなとか色々と考えましたが、最終的には本当に必要な空間だけに絞り、その代わり空間の質を上げたり、暮らしやすさのための投資にお金を使うことにしました。具体的には、空間の質を上げると言う意味では床材を無垢にしたり、いいソファーや照明を買ったり、暮らしやすさということでは、食洗機つけたり、エコキュートつけたりなんてとこです。こういう細かいところにも、結構お金かかりますからね〜。いやほんとに。結果、限られた予算で、自分なりに満足のいく空間にできたなと思っています!

ゼロキューブは間取りの取り方が贅沢で◎

どういうこと?って感じですよね。ゼロキューブの間取りの取り方で贅沢だなって思うとこベストスリーを紹介します!

第3位   玄関

玄関なんて基本は通過するだけのとこなのに、無駄に広いんです。ちょっと言い方悪かったですが、でもこれが結構僕も妻も気に入りました。家に入った時の空間の広がりが、とても心地よかったんですよね。この広さ無駄にしないように、自転車置いたり、自作のベンチなんか置いたりしてます笑。ゼロキューブは玄関さえも愛着が持てる空間なんです。

第2位   キッチン

キッチンもすごく広いです。食器棚を開けるとその後ろは人が通れない、もしくはせいぜい広くても軽く避ける必要があるくらいが普通だと思いますが、ゼロキューブのキッチンそんなシーンでも余裕で人が通れます。キッチンに立つ時間が長い妻は、この開放的な広さのキッチンに大満足です。

第1位  リビングの吹き抜け

栄光の第1位はリビングの吹き抜けです!ゼロキューブはリビングに階段があることもあり、かなり広々とした吹き抜けが広がっているんです!初めてモデルハウス行ったときには、この開放的な空間にやられたのを覚えています。吹き抜け潰せば、2階にもう一部屋作れるのに…、ほんと吹き抜けは贅沢です。でもそのおかげで、一番過ごす時間の長いリビングはとても気持ちのいいい空間になってます。

以上、勝手にランキングしてみましたが、この贅沢な空間の使い方のおかげで、延べ床面積はそんなに広くはないのですが、狭苦しくなくないんです。むしろめちゃくちゃ開放的で心地いい空間になっていて、ここがゼロキューブの一番の魅力だと思います。

ゼロキューブを買う前に覚悟しておきたいこと

ここまではゼロキューブに住んで実感した魅力(メリット)について書きましたが、ここからはデメリットというか、一応覚悟しておきたいことを書きます。ちなみにここであげるのは、ゼロキューブに限ったことではなく、家全体に言えることです。

暖房の効きは悪い

これはすぐに想像つきますよね。リビングに広い吹き抜けがあるため、温かい空気は上に行き、冬の暖房の効きはどうしても悪いです。なので、寒い地方でゼロキューブに限らず、吹き抜けを考えている人は気をつけたほうがいいかもしれません。一応我が家の冷暖房はPanasonicの一番力のあるエアコン1台のみです。

床暖房も、こたつもなし(床が無垢なので使えないだけ笑)ですが、比較的温暖な静岡ということもあり、特に問題なく過ごせていますが真冬はちょっと寒いなと思うこともありますね。部屋をポッカポカにして過ごしたいという人にはそもそも吹き抜けはデメリットですね。

1階の音が2階に響く

これは当初想定していたより響くなって印象でした。例えば朝に妻が朝食の準備していたりすると、結構その音で目を覚ましたりします。意外と吹き抜けって、音が響くんですよね〜。建築雑誌とかでよく「どこにいても家族の気配が感じられる」なんて、綺麗な表現を見かけたりしますが、こういうことなんだろうなって思ったりします。僕は結構音に敏感な方で、音のせいで夜寝付きが悪かったり、朝に早く起きてしまうってことがあるのでちょっとマイナスポイントでした。でも、まぁ慣れればどうってことないですけど。

雨だと窓が開けにくい

ゼロキューブは凹凸のない、四角い箱みたいな家で窓にはひさしがありません。最近はゼロキューブのようなひさしのない家のも多いいですが、ひさしがないことのデメリットは、雨が降った時に窓が開けられないことです。まぁ正直これは大したことじゃないんですが、窓が開けられたらなと思うことはちょこちょこあります。ひさしがちゃんとあると雨もそうだけど、暑い時期の太陽の光が家に入るのを防いだりすることにも繋がるので、深いひさしがある家を見ると、小さなことだけど、快適だろうなって思います。

ここであげた3つは、人によって感じ方も変わるので、絶対的なデメリットではないですが、参考になればと思います。

まとめ

コスト、デザイン、住みやすさ、総合的にゼロキューブにして満足しています。ゼロキューブの広告のコピーは「わたしたちにちょうどいい家」。デメリットはあれど僕にとっても、本当にちょうどいい家でした。建売じゃ満足できない、かと言って、注文住宅にするど予算はない、でも、デザインのいい家に住みたいなんて人は、ゼロキューブがオススメですよ!

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コメント

  1. もっち より:

    はじめまして。ゼロキューブで家を建てたものです。いきなり失礼します。
    冬になり寒くなってきました。やっぱりゼロキューブは寒いですよね。我が家も吹き抜けがあるため、暖房が効きづらく寒いです。
    質問なんですが、結露しませんか?我が家は結露してしまうんです。結露対策とかなにかされてましたら、教えてください。

    1. siropro より:

      コメントありがとうございます。結露はもちろんバッチリしますよ!うちはまだ子供が小さいので、家族全員で主寝室に寝ているんですが、特にその部屋は朝かなり結露してます。最初は気にしていたのですが、特に対策もせず。。。今回質問されて久々に思い出した感じですね。こんな回答ですみません!

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