「おすすめのカメラ」を探す前に、初心者が知っておきたいこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「一眼レフカメラやミラーレス一眼が欲しい」と思って、まずはネット「おすすめのカメラ」で調べてみるとまぁ〜、色々なサイトやブログで色々な切り口で様々なおすすめのカメラが紹介されていると思います。でも、そんなサイトに

たどり着いた、おそらくカメラ初心者の皆さんは思うわけです。「うん、結局どれが自分にいいのか分からん!!」と。そりゃそうです、おすすめする切り口なんて無限にあり、本当の正解なんてないんですからね。だから、この記事では情報に振り回されないためにも、おすすめのカメラを探す前に、カメラ初心者の方に知っておいてもらいたいことをまとめようと思います。

何を撮りたいかを明確に

とにかく1番大切なのは、何を撮りたいか、どんなシーンで写真を撮りたいかです。日常の中で子供の写真を撮りたいのか、野鳥を撮りたいのか、はたまた野草や花を撮りたいのかで選ぶべきカメラは変わります。例えば、自分の子供を撮りたいということなら、重くて大きすぎるカメラは向いていないし、スペックもそこまで高い必要はないでしょう。野鳥のような遠くにいて尚且つ動きが早いものを撮るのなら、ピントがあうスピードが重要になるだろうし、高速でシャッターが切れた方が良いです。このように写真を撮る対象によっておすすめのカメラは全く変わります。主に撮りたい写真がなんなのかを明確にしておいた上で、例えば家電量販店で店員さんに相談すれば、色々とおすすめのカメラを紹介してもらえます。

レンズの大切さを知ろう

一眼レフやミラーレス一眼の魅力は、レンズを変えられること。でも、初めて一眼レフを買うタイミングでは、そのことはもちろん知ってるだろうけど、本当の意味でその重要性をわかってない人って結構多いと思うんですよね。僕もそうでしたから。だから、あまり深いこと考えずに、いわゆる標準レンズとカメラ本体がセットになったレンズキットを買うわけです。でも、ここが地味に落とし穴なんですよ!僕は一眼レフカメラで背景がボケた写真が撮りたかったんです。なのに事前知識が不足したまま、標準レンズのズームキットを購入…。で、「なんか、思ってたのと違う…。全然ボケないじゃん!!」となるわけです。そう、背景をぼかすにはf値が小さいレンズじゃないといけないのです。いくら良いカメラを買っても、レンズが違うとイメージしてた写真は撮れない。レンズはめちゃくちゃ重要なんです。上であげた、「何を撮りたいかを明確に」した上で、さらに自分のイメージしている写真の仕上がりに近づけるためにはどんなレンズが必要なのかも調べておくとよいでしょう。

実はスマホのカメラで充分かも

そもそも、根本からですが、これから一眼レフとかミラーレス一眼レフを買おうか迷っている人に考えて欲しいのが、あなたに一番おすすめのカメラははスマホのカメラかもしれないということ。スマホカメラは性能がどんどん良くなり、便利なアプリが溢れる今、普通に写真を撮るに当たって、一眼レフやミラーレス一眼じゃないとってシーンはほとんどないと思います。むしろ、携帯性、SNSへのアップ、撮影後の写真加工の手軽さといった点で考えると、大多数の人にとっては圧倒的にスマホの勝ちですよね。携帯性、SNS、写真加工の手軽さを重視する人は、一眼レフを買ってもやっぱりスマホの方が便利!といことで結局ほとんど使わないなんてことにもなりかねませんので、要注意です!

こんな人には一眼レフがおすすめ

じゃぁ、一眼レフやミラーレス一眼を買う基準についてですが、僕が思う基準は以下のとおりです。

写真が好きで、写真を趣味にしたい人

これは、説明の必要はないですね。

スポーツの写真を撮りたい人

迫力あるスポーツシーンを撮るには、それなりのレンズ、カメラが必要です。どう頑張ってもスマホじゃ無理です。

動植物、昆虫などの生き物な写真を撮りたい人

動物の写真を撮るときは、被写体に近寄れないことも多く、その状況でイキイキとした様子を撮るには望遠レンズが必要になりまし、カメラ本体の中級者向け以上のものが必要になるでしょう。また、小さな生き物や植物などを撮るときはマクロレンズに変えてみたりと、スマホとには真似できない、レンズを変えて撮影を楽しむという一眼レフの醍醐味が味わえます。

背景のボケた写真を撮りたい人

最近はスマホでも背景をぼかしたりできる機能も付いてきたりしていますが、それでもまだまだ、本物のカメラのレンズにはかないません。背景がボケた写真に憧れているのなら、f値の小さいレンズ(f1.4~f2.8)を購入するようにしましょう。

インスタ映えが生きがいの人

インスタ命で、本気で映える写真をめざすならスマホではなく一眼レフやミラーレスが良いかと。本気でこだわる人なら、スマホに比べてSNSにアップする手間や、かさばるカメラを持ち運場なければいけないというようなデメリットにも耐えられと思います。

 

まとめ

長々と色々書きましたが、カメラは本当に楽しくて、歳をとってもずっと続けられるすばらしい趣味です。この記事を読んでちょっと買うのをためらっちゃう人もいるかも知れないですが、あくまでも僕の考えなんで軽く聞き流してくれていいですからね!

軽〜い気持ちで、なんとな〜く買って、その後に写真の楽しさに気づいてハマっていく人も大勢いるわけですからね!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*